2009年07月12日

社団戦記3 −凌ぐ−

 負けた後どう過ごすか、それは大きな問題である。先の負けをなるべく引きずらないようにしなければならないのだが、社団戦は次の対局までの時間が短く、できることは限られている。会場はビルの5階で、人が多くエレベーターも混雑するから、外へ出るのも一苦労だ。
 しかし、それでも私は外へ出ることにした。とにかく頭を冷やさなければならないと思ったのだ。チームメイトの某君を強引に誘って、道路を挟んだ向かい側にあるコンビニへ。栄養ドリンクを買って、店の前の歩道で飲む。そのくらいで元気になるほど単純にはできていないつもりだが、それでも多少は効果があっただろう。

 会場に戻ってきた時には、既にオーダーは決まっていた。次は東洋大学白山会2との対戦で、私は再び大将での出場だ。大将だから相手がきついということもない(まあ平均すると5〜7将よりは強いだろうが)し、特に嫌う理由はない。私は対局中に席を外すことが多いので、好都合であるとも言える。
 さて、今度は相手がノーマル四間飛車を採用。私はもちろん穴熊に潜る。振り飛車の指し方が消極的で、こちらは積極的に仕掛けて優勢を築いた。私は大駒を全て取るなど快調に指し進め、図の局面を迎える。09Jul06-3 97手.gif
 私はここで決めに出た。△1六桂▲2七玉△3九龍▲同銀△同馬と進行。飛車を渡したが、▲4一飛は△2一銀で耐えている。相手は△2一銀に▲1三香不成ときたが、△同金▲同桂成に△2八金から詰まして勝ち。
 後で冷静に見てみると、図の局面は反則でもしない限り負けようがない。△2一玉▲1三香成△3二金としても楽勝ではないか。しかし、対局中はとてもそうは思えなかった。逆転負けを恐れ、怯えていたのだ。まだ先の負けを引きずっていて、本調子ではないように感じられた。
 
 チームは4-3の辛勝。あと1つからが長かったが、なんとか凌ぎきった。私を含めて悪い負け方をした者は何人かいるのだが、他のメンバーがうまくフォローできている。チームの状態は良好だ。
posted by せた at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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