2008年07月14日

1年ぶりのアマ大会

 アマ名人戦の都区内予選に出場した。個人としてアマ大会に出るのはほぼ1年ぶりだ。
 この1年の間も細々と将棋は指していたのだが、大会は団体戦しか出ていなかった。仕事で忙しい時期が多かったというのもあるが、むしろモチベーションの問題の方が大きい。
 関西ならともかく、東京の大会に出ても知り合いはほとんどいない。過去にもオール学生などで知り合いのいない状態を経験していたが、大会で話し相手がいないというのは淋しいものである。また、地元の奈良よりはるかにレベルが高いのも明らかだから、わざわざ積極的に大会に出ようという気にならなかったのだ。
 そんな私が大会に出た理由、それは単に「社団戦もあるし、将棋でも頑張ってみるか」と思ったからである。今年は社団戦の主将を退き、気楽な立場なのだが、そうなると自分の対局結果がこれまで以上に気になってくる。今年は2部での出場なので、対戦相手も昨年よりきつくなるだろう。ならば、やはり事前の調整は欠かせない。

 受付開始の10分ほど前に会場に到着。やはり知人もいないなと思っていたら、「せたさん」と声をかけられる。近大OBのN君だった。なんとなく安心感が出る。だからと言って対局に効果があるわけではないが。
 予選は1勝通過2敗失格で、持ち時間は45分切れ負けだった。どちらも初体験のような気がする。とりあえず予選落ちはだるいので、なんとしても1つ勝たなければ。
 1局目、相手は学生風のN越氏。序盤で駆け引きがあったが、結局四間飛車対居飛車穴熊に落ち着く。相手は右玉風に陣形をまとめ、攻守のはっきりした展開に。形勢はやや不利だっただろうが、切れ負けで穴熊なので、頑張ればチャンスが来ると思い、細い攻めを続ける。しかし、相手は全く崩れず、手厚く余されてしまった。
 本部へ行くと、次の手合いを付けられる。終わったものから順に当てていくという方法は、どうも好きになれない。運営側の意図が入り込む余地があるからである。例えば、都内では名の知れた強豪が2人、ほぼ同じ時刻に1局目を落とした場合、この2人を次に対戦させるだろうか。おそらく、少し待って私のような無名選手を当てるだろう。
 この方法では、1度痛い目を見ている。8年半前のオール学生で、1局目を圧勝したまでは良かったものの、2局目に昨年のアマ名人S水上氏、3局目に東大レギュラーのI川氏を当てられ、あえなく予選で飛んでしまったのである。わざわざ関西から遠征したにもかかわらず、萎える結果になってしまった。
 今回も嫌な予感がした。当たったのはベテランのM原氏。確か都代表経験のある強豪のはずだ。この対局は横歩取りになり、こちらが切れ模様の攻めを懸命に続けるという展開になったが、今度もきっちりと余されてしまった。

 こうして、久しぶりのアマ大会は最悪の結果で幕を閉じた。2局ともこちらは持ち時間をほとんど使い果たし、相手側の残り時間も5分を切っていたから、それなりに頑張ったとはいえるが、やはり1局も勝てないというのは萎える。
 帰ってから棋譜を入力していったが、2局とも自分が対局中思っていた以上に苦しい展開だったように思った。私が特に弱いところは中盤の入口、仕掛けのあたりであり、相手が強いとここでの失点を挽回できない。相手側の時間の使い方を見ると、それなりに苦しめたというのは確かだろうが、苦しめるだけでは意味がない。
 ついでに、N越氏の経歴についても調べてみる。元奨励会で、少なくとも2級までは上がったようだ。やはり当たりは相当きつかったようだ。
 運が悪かったのも事実、そして自分が弱かったのも事実。しかし、大会で真剣勝負をしたというのは、まあ収穫と言って良いだろう。次こそは、なんとか白星をもぎ取りたいものである。
posted by せた at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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