2008年12月03日

社団戦が残したもの

 社団戦が終わった。長く苦しい戦いが、ようやく幕を閉じた。
 チームの結果は良かった。初日に2敗を喫し、厳しい戦いを強いられたが、最後は入替戦を制して1部昇格を決めた。チームの一員として、それは素直に喜んでいる。
 しかし、私個人の成績は惨憺たるものだった。まるでチームの役に立たなかった。開幕前はかなり意気込んでいて、昨年以上に実戦をこなしていたが、結果は2勝6敗。情けないの一言である。緊急登板となった最終日の1局は、相手の仕掛けをうっかりしていて、全く話にならなかった。
 正直に言って、自分がこんなに使えないとは思わなかった。神将を支えた主力選手、関西個人戦ベスト8としてのプライドもあり、2部とはいえ指し分けが最低ラインだと思っていたが、それすら全く届かなかった。
 出ても負けてばかりというのは、本当につらいものである。団体戦とは苦しさの中に充実感を見いだすものだと思うが、あまりにも負け続けると充実感を持てなくなる。強豪がひしめいているチームでこれだけ役に立たないと、申し訳ない気持ちの方が強い。

「来年はどうしよう?」
 8月頃から、ずっと考えている。チームが2部なら残留してリベンジをめざすというのが有力だろうが、1部に昇級したとなると勝手が違う。おそらく、私の将棋ではほとんど通用しないだろう。1部で出ても、楽しくないし充実感もないのではないだろうか。
 選択肢は4つ。それでも1部で出る、3部のウエスタンBで出る、移籍もしくは新チーム結成、不参加。いずれかを選ぶことになるだろう。
 来年の社団戦が開幕する頃、自分がどうなっているか、そんなことは想像もつかない。転職も考えているし、結婚活動もしている。全く違う環境に置かれていることも考えられ、そうであることを望んでいる。
 ゆえに、今から来年のことを考えるのは、大して意味がないのかもしれない。私の環境だけでなく、ウエスタンの構成も変わっている可能性があるし、そうなるとチーム編成の都合も変わってくる。
 しかし、それでも私は迷っている。どれが正解かわからず、困っていると言うべきか。その時の状況が決めてくれるとは、とても思えない。
 将棋は、いや、将棋の団体戦は、私の人生において大きなウェイトを占めている。その団体戦といかに付き合っていくか、それは私にとって相当重要な問題なのである。

 今年の社団戦が残したものは、無力感と迷い。これを糧に…などというような気持ちには、今はまだなれない。しかし、そんな自分となんとか折り合いをつけていかなければとは思っている。
posted by せた at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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