2008年12月11日

東北秋旅・その6

 松島駅のホームに降り立ったのは、少し日が傾き始めた午後2時前のことだった。言わずと知れた日本三景のひとつ、松島の玄関口だが、ホームから絶景を見ることはできない。海までは少し距離があるのだ。
 まずはホームのベンチで食事。一ノ関で買った駅弁「前沢牛めし」だ。買ったのは1時前だったが、車内の状況から食べるのを遠慮しているうちに、こんな時刻になってしまった。DSCN0298.JPG
 弁当の箱に付いている加熱器を作動させ(紐を引くだけの簡単なものだ)ると、湯気とともに肉の香りが周囲に拡散する。これがあるので車内で食べなかったのだ。味の方は言うことなし。もう少しボリュームがあればなお良いが。
 駅で周辺の地図を入手し、外へ繰り出す。最初の目的地は新富山というビューポイントにした。歩いて10分ほどの距離だったが、山というだけあって、かなり傾斜のある坂を登り続けたので、けっこう疲れた。DSCN0307.JPG
 頂上には簡素な展望台があり、そこから松島湾を眺める。天気が良く、点在する島がよく見える。海岸沿いに街並みがあり、ホテルなどの大きな建物が目立つのが難点といえば難点だが、気になるほどでもない。
 何枚か写真を撮り、今度は海岸に向かって坂を下り続けた。海に近づき平坦になるにつれ、建物が増え人も増えてくる。海岸沿いの国道は、車も歩行者も相当な量で、ここが大観光地であることを実感させた。
 人の流れに乗り、小さな橋を数回渡って、小さな島にある五大堂へ。松島のパンフレットやポスターなどでも見かけるお堂だが、海を挟んで撮っているから独特の景観に見えるわけで、至近距離から見てもどうということはない。人が多く、楽しむ余裕もなかった。
 その後、松島海岸駅(先程の松島駅とは別の線)をめざして歩く。某政党の幹事長がこの後演説に来るらしく、その宣伝がやかましい。時候の良い晴天の休日だけに、人が集まり狙い目だというのはわかるが、風情が削減される感は否めない。
 松島海岸駅に着いたがまだ時間があったので、さらに先の方へ行ってみる。このあたりは山が迫ってきていて、観光客はそれほど多くない。海岸付近をぶらぶらと歩き、何枚か写真を撮った。
 松島海岸駅に戻り、仙台行の快速に乗る。座れたので睡眠をとろうと思ったが、隣席の男にもたれかかられ、眠れるような状況ではなくなってしまった。

posted by せた at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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