2009年01月04日

箱根

 新春と言えば箱根である。物心ついた頃から、家族で見るのが習慣になっていた。近年は用事が入ることも増えたが、それでもできる限りテレビ観戦するようにしている。

 今年は、職場で箱根駅伝を見た。いわゆる休日出勤だが、人が少なく、テレビを見るのが憚られるような状況ではない。テレビの前の大机に陣取り、パソコンを使わない作業を進めつつ、ときおりテレビに目をやる。10時半頃から約4時間、私はそれを続けた。
 毎年私が応援しているのは、関東学連選抜チームだ。自分も選抜チームの一員として西日本大会に出たことがあるため、親近感が湧くのである。このように大舞台に出られない大学の選手が日の目を見るのは、非常に良いことだと思う。
 その選抜チームだが、今年は9位という成績だった。昨年の4位には及ばなかったものの、見事にシード圏内に入った。これでシード校が1つ減り、予選会からの出場枠が1つ増える。選抜の選手達は、自大学の仲間によい報告ができるだろう。

 残念だったのは、今年も棄権校が出たことだ。城西大学の8区の選手が故障し、無念のリタイアとなってしまった。これが駅伝の恐ろしいところで、1人でもダウンしてしまうと、チーム全体が棄権扱いとなってしまう。将棋の団体戦はもちろんのこと、野球やサッカーにしても、1人の故障発生で即終了ということはない。
 ただ、立派だったのは、記録が残らないにもかかわらず、城西大の9区10区の選手が好記録を残したことだ。特に、9区を走った伊藤主将は、区間賞の選手のタイムを上回る好タイムだった。棄権したチームなので区間賞にはならないが、それ以上の価値のある快走だったと思う。
 今年の9区には、区間賞が2人いた。今そう思っている人は、全国各地にたくさんいるだろう。しかし、数年経ってそれを覚えている人は、いったい何人いるだろうか。おそらく、私を含めほとんどの人が、すっかり忘れてしまうだろう。
 公式記録と参考記録の差は、そこにある。公式記録はインターネットなどで調べれば出てくるが、参考記録は出てこない。
 主将は、それを知りつつ全力で走った。チームのために、自分自身のために。そして結果を出した。本当に素晴らしいことだと思う。
 そんな主将が率いた城西大が、悪いチームであるはずがない。今回は残念な結果だったが、残された後輩は捲土重来をめざすことだろう。今後の戦いぶりに注目したい。
posted by せた at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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