2009年05月10日

充実の旅

「終わった〜」
 そう思ったのは、5月5日の昼前のこと。こんな感覚は、いったいいつ以来だろうか。達成感、安堵感、そして脱力感。自分が企画し、プランを立て、面子を募り、宿を手配し、資料を作り、現地においても幹事として緊張感を持ち続けた旅行。それを終えた時の感慨は、実に懐かしく、心地よいものだった。

 本格的に計画を立て始めてから約1ヶ月半、けっして平坦な道のりではなかった。3月下旬から4月上旬は仕事が非常に忙しく、計画を立てるには睡眠時間を削るしかなかった。効率は上がらず、リストアップした宿は次々と満室になっていった。
 面子集めも難航した。年を取るにつれて各人が抱えている物が増え、スケジュールの融通が利かなくなっているのだ。シャオリン氏の助力によって、なんとか宿に申し訳がたつ人数にすることができたが、彼の力がなければ痺れているところだった。
 出発前日、私は早めに仕事を切り上げ、会社のパソコンでせっせと資料を印刷した。怠け癖もあって、用意する暇をそれまで取れていなかったのだ。それを各個人用にまとめたのは当日朝の新幹線でのこと。こんなにギリギリまでバタバタしたのは、おそらく初めてだった。

 しかし、始まってしまえば、あとは楽なものだった。迷子になったりトラブルを起こしたりする者もなく、食事の時にはちゃんと全員が集まる。特に何もしなくても、たいていのことは自然に進行していく。ありがたいことである。
 2日目の朝、目的によって3グループに分かれたあたりで、もう大丈夫だという確信があった。集合、移動、観光、食事、睡眠と一通りのメニューをこなした中で、問題が起こりそうな気配がなかったのだ。
 そしてその翌日、特に何事もなく解散の時を迎えた。準備段階は長かったが、実際に旅行していた丸2日あまりの時間は実に短かった。それだけ、楽しく充実した旅行だったということだろう。

 イベントを終えて実感したのは、自分はこのような幹事仕事が好きだということ。そして、それが心の支えになってくれるということ。終わる前と終わってからでは、気持ちの張りがまるで違う。
 年のせいもあってか、最近は自分1人のために頑張ろうという気持ちにはあまりならない。結婚活動と転職活動はやっているが、それらは基本的に孤独な活動であり、楽しいものではない。目先の楽しさを求めるならば、他者のために何かをするほうが数段いい。
 ゆえに、今後も数ヶ月に1度はイベントを企画していきたいと思う。そうやって気持ちの張りを維持していくことが、個人としての活動にも良い影響を及ぼすだろう。他者の迷惑にならない程度に、頑張っていく所存である。
posted by せた at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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