2008年03月02日

熊谷出張記

 メンバーを集めた。下見に行った。会場を確保した。スケジュールを立てた。用具の手配も済ませた。完璧とは言えないが、準備はしっかりとしたつもりだった。このような将棋イベントのセッティングには慣れている。大きなミスをしているはずがない。
 しかし、私の不安は消えなかった。ハード面をいくら準備しても、ソフト面がしっかりしていないと意味がない。参加者の心を満たすような運営ができるかという点に、不安の源はあった。
 関西での活動と異なり、今回は参加者同士が初対面という組み合わせも多く、コミュニケーションの面が心配だった。また、関西からの遠征組は、普段のイベントよりも費用や労力をかけている。当然、それに見合う内容にしなければならない。
 非常に楽しみにする一方で、少なからぬ不安を抱いた状態で、ウエスタンの関東イベントの開催日を迎えた。

 朝、いきなりアクシデントが発生。集合がうまくいかなかったのである。強風のため電車が遅れたのが原因であるが、善後策をとるのが遅かった。熊谷駅から全体集合場所までタクシーを使ったのはやむを得ないとしても、4人のメンバーが食事会途中参加となってしまったのは残念だ。心配していたコミュニケーション不足が、早々と露呈してしまった。幹事としては大きな反省点である。
 八木橋百貨店で、新加入のSさん一家と合流。小学生の参加はウエスタンの歴史の中で(まだ2年半だが)初めてのことである。その後の食事会は、メンバーの到着時刻にばらつきがあったこともあって、近くの席のものと雑談する程度で終わった。
 そして、いよいよメインイベントの将棋である。会場は熊谷市中央公民館の2階和室。古い建物だが、落ち着いた雰囲気で、メンバーの評価も悪くなかった。
 その後、対局を3回戦まで行う。社団戦の形式に近づけるべく、5人横並びでの対局にした。さすがに場の雰囲気は団体戦とは違ったが、白熱した将棋が多かったように思う。3連勝、3連敗はともに1人ずつで、星の偏りはそれほどなかった。これも幹事としては嬉しいことだ。
 私の成績は1勝2敗。ふ〜みん氏との長老対決で逆転負けを喫したのが痛かった。まあ、自分が幹事の場合、イベントを無事に終えるのが第一であり、個人成績はそれほど気にならないのだが。
 注目のSさん姉妹は、厚い壁に跳ね返される結果となった。若さと勢いはあるが、今回は20代組の老練さが勝った。しかし、伸び盛りの2人だけに、次に会った時には全く別人のように強くなっていても不思議はない。負けて思い詰めるような年齢でもないし、将棋を楽しみながら続けてほしいものである。
 19時前に解散して帰路につく。大宮でメンバー3人と夕食をとり、せた邸宿泊のルーク氏とともに帰宅。無事にイベントが終わって嬉しい反面、寂しさもあり、翌日からすっかり気が抜けてしまった。

 今回のイベントの成功により、関東でもウエスタンの活動をやっていけるという自信を持った。メンバーは少なく、仕事で忙しい者も多い。しかし、声をかけたらそれなりの人数は集まるし、楽しく過ごすこともできる。
 一方で、遠征組がいたから人数が間に合ったという事実も否定できない。次回以降、関東でイベントをするのであれば、3連休以上になる時期を選んで実施するべきであろう。それによって、関東勢にも遠征組にもスケジュール調整の余地が生じる。また、2連休では新幹線を使わざるを得ない人でも、3連休ならもっと安い手段を利用できる。
 ウエスタンという団体の存在意義は、何らかのイベントをすることによって高まるものだと思っている。言い換えると、関東にこれだけの人数がいるのに何もしないというのは、宝の持ち腐れである。スケジュールの制約は大きいが、また機会を見つけて、このようなイベントができればと思っている。
posted by せた at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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